ちょっと早いような気もしますが…。
なんとなく乾いてそうだったのでお水を入れることに。
私がその昔サボテンの水栽培を始めた頃は
まだサボテンを水栽培するなんて?!
な感じだったんですけども。
今は水耕栽培なんて普通みたいですね。
ググって驚きました。
でもねぇ…。
私の考察とはわりと異なると言いますか…
それはどうだろうと思うこともあり。
私は私なりにやろうと思います。
まず何が引っかかったかといいますと…。
土用の根と水耕栽培用の根というそもそも論。
土から出した根は茶色いですが
水耕栽培だと真っ白な根が出てくるんですよ。
それを水耕栽培用の根と言っているんですが
いや、根は根だよ?
と。
ごぼうを思い出してもらうとわかると思いますが
水や養分を吸い上げる中央の管と
茶色い外側の皮のような部分がありますよね。
サボテンの根も一緒なんですが
この茶色い皮のない根っこが生えてくるというだけで
役割は一緒なのです。
区別する必要はないかと。
実際、水耕栽培用の白い根が出る前でも
どんどん水を吸っている株もありますから…。
そして土用の根はほぼカットまたは全部カット
なんてことが殆どのサイトで書かれていますが…。
いやいやいや、それは逆にリスキーだよ?!
と思うのです。
と言いますのも
サボテンの水耕栽培において一番重要なのは
サボテン本体は水に浸らないことで
できれば根の2/3は水から出ていた方がいいんですよね。
サボテン本体が水に浸ってしまうと腐りますし
根が全部水に浸っていると酸素不足になります。
これも腐る原因。
茶色い根が水に浸っている間に
周りの皮が剥けてきますので
それが汚れとなって水を腐らせるというのは正しいんですが。
それは毎日水を替えれば大丈夫ですし
なんか怪しいな?と思ったら丸洗いできますし
もし根っこが腐ってきたかも?!となっても
まだカットする余地があるので…
根はあんまり切りすぎないほうがいいです。
今回はあまりにも根が傷んでいて
短くカットせざるを得なかった株が殆どですが。
昔の経験から言えば
循環式の水耕栽培でもないのに
根をカットして本体を水に浸けるなんて
失敗の確率が上がるかと。
あとはまぁ…
季節的なことは屋内で冷暖房があれば気にしなくていいとして。
できれば消毒はした方がいいですね。
水から出ていても湿気でカビることもありますし。
根が傷むこともありますので。
私はオキシドールを使います。
とても薄く希釈したオキシドールを
スプレーボトルに入れて根に噴霧。
水にもオキシドールをほんの少し、
本当にすこーしだけ、入れます。
殺菌になるレベルの濃度ではないのですが
これはアオコの予防になるのです。
水を入れた瓶が日光に当たると藻が発生します。
でもオキシドールを入れると発生しないのです。
水は透明なままです。
藻は腐る原因になるので
もし生えてしまったらよく洗いましょう。
発根前のデリケートな時期に
水をこまめに交換し
その都度(希釈した)オキシドールを使うと
わりと安全に発根できます。
弱っている株は発根が遅いので
腐り始めてるな?とか
カビ生えてない?とか
異変があったらすぐに丸洗いです。
水耕栽培のいいところは
根が見えるので異変にすぐ気づくことですね。
洗ってみてぬるっとしたり
これはやばいぞ?
となったら腐った部分をカット。
希釈してないオキシドールをかけて
もう一度乾燥させれば問題ありません。
そういう失敗があったときのためにも
”まだ切る余地がある”というのは大事です。
まぁ…そもそも失敗なんかしない慣れてる方は
切っても切らなくてもいいと思いますけどね()
と、なんだかうんちくが長くなりましたが。
最近の常識?にちょっとびっくりしたので
今回は持論を語ってみました。