不調な兜錦類と細菌のお話

不調な兜錦類と細菌のお話

発芽したのはいいけれど…
あまり成長が良くない兜錦×瑠璃兜錦

兜は難しいと聞きますから
発芽しただけマシなんでしょうけども…。

2月15日
2月15日

鉢底ネットの網目から落ちないサイズになった芽を
溶液の入っている水耕栽培のケースに移動しました。

まだ4つ…。

ロックウールにがっつり根が生えていて
ぶちっとやってしまわないかドキドキしましたけど
ロックウールをピンセットでほぐしながら綺麗に取り出せました。

ロックウールはほぐしやすいのが便利ですね(๑•̀ㅂ•́)و✧

ピンセットで摘んでるときにぷちっと音がしたので
よく見たら芽に傷が…(;´∀`)
ちょっとだし大丈夫だと思いたい(;´∀`)

同居しすぎ
同居しすぎ

容器は100円ショップで売ってるご飯を冷凍できるタッパーです。
蓋は使っていません。

細長く切った鉢底ネットを組み合わせて支えを作り
鉢底ネットを乗せてお手軽水耕栽培ケースを作ってます。

左上がヘキラン錦類
左下が銀冠玉
右上が今回移動した兜錦類です。

3種類が1つのタッパーに同居w

ここに移動して水耕栽培を開始できるようになると
赤腐れなどのリスクが減って
芽の生存率が一気にアップするように感じます。

2月20日
2月20日

発芽までは順調に思えた兜錦類ですが
芽が赤くなって成長しなくなったり、
移動させるとロックールに色が残る!!ことから
カビ…でしょうか。
赤腐れの菌かな…。

ということでロックウールを新品に交換
水にオキシドールを少量入れ、種と芽を移動。
希釈したオキシドールをスプレーしましたが…。
あまり助かる気がしません。

発芽しかけのまま赤くなったものも赤みを増し、
新しく発芽してくる種子もなく、
少し回復したかに見える緑の残る芽も完全に成長を止めています。

持ち直すかこのまま腐るか静かに見届けようと思います。

2月26日
2月26日

2月26日。
芽がかなり赤くなってしまいました

不安になって水栽培の網に移動してみましたけど
赤くて半透明で育ってなさそうで…
これはもうダメかなぁ…?

根が育ってこないのは菌のせいだけでなく
オキシドールをかけすぎたせいもあるかも?

弱い芽のうちにオキシドールを使うのはちょっと危険ですね。
あまりにも細い根は溶けてしまいますし。

3月1日
3月1日

3月1日。
ついに1つ完全にお亡くなりになりました(´;ω;`)

2倍に拡大してこのサイズなので
上だけ残しても発根は無理でしょう。

赤い部分だけ切断してみると維管束が死んでました。
真っ赤になっている下のほうが柔らかくなっているものは
もうダメだとわかりました

原因はおそらく腐敗だと思います。
カビではなく。
赤く変色し取り除いても糸を引かないので
赤腐れの菌だと思います

ここでちょっとよくある病原菌のお話を。

赤腐れ病の菌は細菌です。
サボテンを土や砂で実生したときによく起きる白絹病とはちょっと違います。

赤腐れ病の細菌は単細胞で、
白絹病は糸状菌で多細胞です。
糸状菌はいわゆるカビのことです。

細菌は糸状菌のような菌糸や胞子を形成しません。
赤腐れ病も伝染性病害ですが
傷口や気孔などなどの自然開口部から侵入します。
糸状菌より有効な薬剤は限られてきます。

で。
菌糸や胞子を形成しないので
予防・対処としては清潔な培地・溶液へ移すことです。

土で発芽したものがだんだん透明になり
柔らかくふやけて溶けてたようになってきた場合
おそらく白絹病かと思います。
おそらく。

白絹病が発生してしまったら
菌糸がどんどん広がってしまいますので
早急に周囲の土ごと取り除く必要があります。

このサボテンの実生でよくある
柔らかくなって取り除くときに糸を引く
という症状(おそらく白絹病)が
水耕栽培では起こりにくいです。

ロックウールなどの無菌培地、
頻繁な水交換によってカビの発生はしにくいからです。

でも細菌は避けられないのね…。
特に風通しのない屋内で埃かぶってるような場所に置いてると()

長くなってしまいましたがそんなわけで
芽の生命力に期待しつつ清潔を心がけて
今生きてる芽を見守ることにします。

今発芽しているもので、死にかけも含めて
生き残りの芽は14個
種は20粒(+おまけ?)でしたので
少量しかない種子はかなりドキドキします。

発芽しない種はいつまで様子を見るか…。
1ヶ月以上経って発芽するなんて話も聞くので
もう少しこのまま置いておこうと思います。

それにしても兜類、成績悪いなぁ(´;ω;`)

Scroll Up